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リヒテンシュタイン展 京都市立美術館 (4)

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  17世紀フランドルの名画を集めたコーナーには、アンソニー・ファン・ダイク「マリア・デ・タシスの肖像」(1630頃) がある。全体と部分、背景の単純さと人物の顔・衣服の精緻な描写とのメリハリなど、ベラスケスを思い出すような完成度の高い肖像画である。かすかな唇の動き、視線の配置などから、生きている女性の人間味が自然に伝わってくる。たまに観るときには、バロック絵画は他の時代の絵画に混じって、単独に孤立して観ることが多いので、さほど感じなかったが、こうして同時代も作品多数のなかで眺めると、アンソニー・ファン・ダイクという画家の凄さ・卓越さを改めて感じる。
  17世紀オランダのバロック絵画として、レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン「キューピッドとしやぼん玉」(1634) がある。はかないものの象徴としてのしゃぼん玉と、愛の神キューピッドを併せて、愛のはかなさを寓意した作品である。こうして、伝統的な題材に、自由に斬新な創意を加えて新鮮な作品を創造する、というのが若き日のレンブラントの得意技であったという。レンブラント28歳の作品である。Photo_2
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