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狩野永徳の後継者狩野光信 京都国立博物館(1)

  京都国立博物館で「狩野派」展が開催された。2年ほどまえに同じ京都国立博物館で「狩野山楽・山雪展」という展覧会があって、狩野派の絵を鑑賞する機会があった。また、他のテーマの展覧会で狩野派の作品を鑑賞する機会も、何度かあった。今回は、狩野元信にはじまる狩野派が、ひとつの全盛期たる安土桃山時代の狩野永徳を過ぎたあと、永徳の長男狩野光信以降の、江戸時代初期に焦点をあてた催しであるという。すっかり暖かくなったゴールデンウイーク初めの一日、家人といっしょに、京都に鑑賞した。
 
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  祭日だというのに、朝11時前に博物館に着くと、意外に人出はそんなに多くない。これは幸いと、予想以上にゆったり鑑賞することができた。

2_2   今回の展覧会では、狩野永徳の子、狩野光信から展示が始まる。初期の「松図襖」などがあるが、残念ながら金碧画の特徴である地の金箔がかなり剥落していて、往時の華やかさが失われている。そんななか、ひときわ目を引く作品が「四季花木図襖」(滋賀・円城寺) である。保存状態もよくて、華やかで繊細なきれいな絵である。秀頼が勧学院を再建したとき発注して、客殿に描かれたものであったと伝えられ、光信の代表作ともされている。
光信は、また豊臣秀吉像でも高名である。秀吉の死後に秀吉の威厳を強調するために描かれたもので、顔や手をかなり極端なまでに小さく描くという光信の特徴が顕著に現れている。光信は、花やかな絵を生真面目に精緻に描きあげるのが特徴だと思う。
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