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「伊藤若冲と琳派の世界」展(1)

俵屋宗達と「蔦の細道図屏風」
 梅雨明けながら雨が強く降った日のあと、家人と一緒に京都に伊藤若冲を鑑賞に出かけた。雨のおかげで多少湿度は高いものの、この季節にしては京都の気温は低めであった。
 今回の相国寺承天閣美術館展示の目玉のひとつが、俵屋宗達「蔦の細道図屏風」である。
 独創的な天才画家として高名ではあるが、その生涯は謎が多い。生年は明らかでないが安土桃山時代であることは間違いない。当時京都で「俵屋」と呼ばれた工房を率いていたことから俵屋と名乗ったらしい。慶長7年(1602)に福島正則の命令で行われた平家納経の修復に関わったと伝えるのが、史料上の宗達の初見だという。また元和2年(1616)後水尾天皇が狩野興以に貝合わせの絵を描くのを命じた際「俵屋絵」を見せたとの記録が残っている。すでにかなりはやくから第一線で一流と認められていたことはわかる。
  個人的な記憶では、学校で教わる美術や社会の教科書に「風神雷神図」をみて、子供心になんとなく現代的でもあり楽しそうな絵であったことを覚えている。
  宗達の絵に当代一流の文化人かつ芸術家であった烏丸光広や本阿弥光悦が賛を付けることもなんどかあった。そのひとつが、今回特別展示されている「蔦の細道図屏風」である。宗達の絵に烏丸光広が賛を書いている。
  2幅の屏風だが、左右を入れ換えても画面がつながり、またひとあじ違った風景と雰囲気を楽しむことができる。館内が空いていたので、ちょうど屏風の前にあったソファにすわりこみ、ゆっくり鑑賞することができた。描かれてから400年ほど経過するというのに、鮮やかな金色と深い緑色の色彩も、大胆な構図も、すべて現代最新のポップアートにまったくひけをとらない斬新さが輝き、しかも古典的な重厚な技量が私たちのような素人にもよくわかる。じっと見つめていて時間を忘れるような充実感がある。
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