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彫刻大集合 兵庫県立美術館 (1)

ロシア・アヴァンギャルド ガボ・ナウム
  兵庫県立美術館の「2016県美プレミアムⅢ 彫刻大集合」を鑑賞した。
  オーギュスト・ロダンとその弟子たちの作品からはじめて、現代彫刻のさまざまなヴァリエーションと発展について、簡潔にわかりやすく整理して展示したものである。41pptosm8vl
  まずガボ・ナウムの「構成された頭部No.2」(1966)がある。この兵庫県立美術館が阪神淡路大震災復興事業の一貫として2002年に開館したとき、美術展示室に向かう玄関のような場所に、この彫刻が展示されていた。私たち兵庫県立美術館を訪れる者にとって、長らく親しんできた彫刻でもある。ガボ・ナウムは、ロシア・アヴァンギャルドを代表する美術家・彫刻家である。1890年ロシアに生れ、1910年ドイツ・ミュンヘンで美術に関わらない薬学・工学・数学など、いわゆる理科系の学問に励んだという。その最中に、ヴァシリー・カンディンスキーとフランツ・マルクが提唱した「青騎士」を知り、深く感銘を受けた。1913年ころ、兄が滞在していたパリを訪れ、キュビスムに影響を受けた。まもなく第一次世界大戦のため、デンマークを経てノルウェーのオスロに移った。1917年のロシア・2月革命をきっかけとしてモスクワに戻ったが、1923年にはスターリンから逃れるために再びドイツに渡り、ベルリンに滞在した。ここでバウハウスとも交流し、創作活動を展開した。1932年以降は、パリ、ロンドンを経てアメリカに活動拠点を移した。この「構成された頭部」は、ガボ・ナウムの代表作ともされる美しい作品である。創作の最初、ガボ・ナウムは、これを20センチメートルくらいのごく小型の紙模型として試作し、そのあと鉄を溶接した構成でこの2メートルを超えるような大きな作品として完成したという。
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