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出石散策 (9)

宗鏡寺と鶴亀庭園
 出石の町の東北部にある入佐山(いるさやま)の麓に、宗鏡寺(すきょうじ)がある。
Photo  室町時代の元中9年(1392)当時この地を統治していた山名氏清が菩提寺として創建したお寺である。開山は京都東福寺の大道一以禅師であった。山陰随一の伽藍と言われるほどの大寺院であったというが、織田信長が但馬を平定し山名氏を滅亡させたあと、長らくこの寺も荒廃していたらしい。
 近世になって、小出吉英が元和2年(1616)この地に生れ京都大徳寺の住持にまで登り詰めた高僧沢庵を招いて呼び戻し再興した。沢庵は将軍徳川家光に仕えていたが、たびたび故郷の出石に戻り、通算30年間以上を当寺で過ごしたという。沢庵の墓も境内に在る。Photo_2
 門をくぐって境内に入ると、順路が案内されていて、行き先のポイントごとに押しボタンによる案内放送を聴くことができる。境内にはまだ雪が残り、脚元はいささか歩きにくい。
 本堂東側の「鶴亀の庭」は、宗鏡寺再建にあたり沢庵和尚がみずから作庭したと伝える。鶴の形を見立てた池のなかに、亀の形をした小さな島を配置する。縁起のよい鶴亀にちなんで、宗鏡寺の永劫繁栄を願うものである。Photo_3
 庭園をさらに進むと、沢庵和尚手植えの「わびすけ椿」がある。枝は三本にわかれ、4~5月ころには猪口咲きと呼ばれる小さな可憐な花をつける。「詫助」の名は、豊臣秀吉の朝鮮出兵に従軍した小出家家臣であった志野詫助に由来すると伝える。志野詫助は、朝鮮から持ち帰った新種の椿を主君小出公に献上し、そのあと小出公から沢庵和尚に献上されてこの庭に植えられたという。
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