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中東・スエズ運河・ギリシア クルーズ紀行 (35)

アカデミー・アテネ大学・国立図書館 アテネ⑧
  モナスティラキ駅からパネピスティミウ駅まで地下鉄で行くこととした。モナスティラキ駅でトイレを借りようと、構内にいた掃除のおばさんに聴くが、英語がわからないらしい。英語が少しわかるらしい人を紹介してもらったが、やはり半分身振りによるものである。ようやく探り当てた駅のトイレは、通常は鍵が施錠されていて、使いたいときは駅の事務所に行き、職員に鍵を開けてもらうというものであった。駅の公衆トイレとはいえ、さまざまである。
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  パネピスティミウ駅に着いて地上に上ると、パネピスティミウ通りを隔てて眼前に東南側からアカデミー(ギリシア学術院)・アテネ大学・国立図書館の3つの建物が聳立していて、ネオ・クラシック三部作の建築といわれている。3つとも、デンマーク出身の建築家、テオフィル・ハンセンによる設計で、19世紀中頃に建造されたものである。
 アカデミーは、ギリシア政府の科学に関する最高行政機関である。古代、プラトンが主宰した「アカデメイア」にちなんで名付けられた。「アカデメイア」は紀元前 387 年ごろにプラトンが創設した哲学者のための排他的な学問の場であった。アカデミーの正面には、4本のイオニア式円柱がある。そして入り口には向かって右にプラトン、左にソクラテスを写した像が配置されている。
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  アカデミーの建物の北側にならんで建つのがアテネ大学である。ここは法学・経済学・芸術学の3分野のキャンパスだそうで、他の学部や分野については、他地域にキャンパスがあるという。しかし、休日・イースター祭日とはいえ、キャンパスに学生や教員の人影がまったく見えない、完全な無人というのも日本の大学との比較からいうと信じがたい光景である。また柵の外ではあるが、大学の敷地内にはポツポツとホームレスのような風体の人たちが毛布にくるまってうずくまっていて、私たちが近づくと、わけのわからないうめき声やわめき声を発したりしている。
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  大学の北側に隣接して、国立図書館がある。これも大理石をふんだんに用いた贅沢な建造物である。
  ふたたび地下鉄パネピスティミウ駅に戻り、オモニア駅で乗り換えてピレウスに戻った。ところが、オモニア駅で乗り換えた電車のなかで、家人が集団スリに襲われた。電車に乗り込んだ直後、家人が空いた座席に座ろうとするのをひとりの若い太った女が通路をふさいで妨げた。その一瞬、別の男が家人のショルダーバッグに黒い布をかけて、あっと言う間にチャックを開けたようだ。家人が気づいて小さく声を上げると、幸い近くの乗客がなにか声を発してくれて、犯人グループはすっと消えていった。幸運なことに結果的に被害はなかったが、怖いいやな思いをした。いやはや、いろんなことがあるものだ。

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