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大エルミタージュ展 兵庫県立美術館 (7)

美術大国の狭間のドイツ・イギリス
Photo_5 最後のコーナーは、美術に関する限り華々しさはなかったが、独自の宗教的あるいは政治的変遷を経験して、18世紀以降頭角を現すに至ったドイツとイギリスを取り上げる。
 ルネサンス期ドイツで人文主義と宗教改革の影響を受けつつ活躍したルカス・クラーナハは、はやくから高名な画家であった。今回は「林檎の木の下の聖母子」(1530年頃)が展示されている。私もこの絵は学校の美術の教科書などで見た記憶がある。動きのない画面構成だが、独特の人間味と品性を湛える印象的な絵である。
 18世紀後半のイギリスの肖像画として、トマス・ゲインズバラ「青い服を着た婦人の肖像」(1770年代末)がある。丁寧な描写で優雅でかつコケティッシュな美しい女性像である。Photo_8
 このたびの展覧会は、ルネサンスから近代初頭までの時期をくだりつつ、ちょうどそれぞれの時代の美術を牽引した国ごとに、その芸術の特徴と代表的な作品を順次紹介するという、まとまりのよい巧みな企画で、鑑賞する側からみても理解しやすく、とてもわかりやすい構成となっていた。
全部で85点と、私の鑑賞能力のキャパシティーにてらして最適なボリウムでもあった。会期の比較的はじめの方の日程で、かつ平日ということもあり会場内も混雑なく、至極快適に鑑賞することができた。

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