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「泣いたらアカンで通天閣」松竹座

 大阪松竹座に、坂井希久子原作・わかぎゑふ脚本・演出の「泣いたらアカンで通天閣」を観劇した。赤井英和主演で、三倉茉奈、山田スミ子、小川菜摘、紅壱子、桜花昇ぼるなど多数のベテラン俳優たちが出演するコメディである。Photo
 現代の大阪の下町、通天閣を仰ぐ新世界が舞台である。行列のできる格別美味のラーメン屋だった店を継いだゲンコ(赤井英和)は、お人よしで他人にも面倒見が良いが、酒好き・パチンコ好きの「ぐうたら」で、自他ともにみとめるマズいラーメンしかつくれず、店は大赤字が続いていた。ひとり娘センコ(三倉茉奈)は、そんな父と店を心配しながら会社勤めするしっかり者のOLだったが、会社の上司との不倫関係に悩んでいた。そこへセンコの幼な馴染みであったカメヤが東京から突然帰ってきた。カメヤは銀行を辞めていたが、親に言い出せないでいた。
 主人公親子のラーメン店と隣の質屋家族、ご近所さんの喫茶店やラブホテル経営者、そして地元のヤクザたちなど、多士済々のクセものぞろいの人たちとの交流をユーモアと人情を色濃く織り交ぜて描き出す喜劇である。
 赤井英和という俳優は、けっして上手だとは思えないけれど、独特の魅力があって、ついつい見入ってしまう。三倉茉奈は22年前のNHK朝ドラマ「ふたりっ子」の子役でデビューしたが、子役を脱して今では大人の女優として立派に生き残っている。よく通るきれいな声が舞台演劇向きかも知れない。桜花昇ぼる(おうか のぼる)はOSK日本歌劇団の元男役トップスターだそうだが、長身のさっそうとした風貌で、堂々とした歌をなんども披露してくれた。ほかの俳優たちも達者ぞろいで、きっちり脇をかため、正味2時間半余りを弛みなく楽しませてくれた。
 私は、めったに演劇を観る機会がなかったが、とても楽しめた観劇であった。

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