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ブリテン島周遊クルーズ (38)

アイルランド国立美術館
 ダブリンの2日目である。昨日で要領がわかったので、迷わず港のタクシー乗り場の待ち行列に並び、アイルランド国立美術館までタクシーで行った。Photo
  この日の運転手は、インド系なのか色黒の人で、英語がアイルランド訛りでなく、私たちにはわかり易い発音をする。聴くと、アメリカに14年間過ごして学校に学んだことがあり、現在40歳だという。アイルランドのギネス・ビールの話をすると、アイルランドではとくにグレート・ワー(第一次世界大戦)以前は良い水が少なく、労働者は相対的にビールで喉を潤すことが多かった。そういう事情を知らずに、たとえばアメリカ人は「アイルランドの飲んだくれ」などと罵った。ギネス・ビールは、ドラフト(生ビール)でもラガー(熱処理済)でもなく、製造時に二酸化炭素をあまり発生しないような製造法を工夫して作っているので、美味しいし悪酔いしにくい、などと熱心に解説してくれた。技術内容はよくわからないところもあるが、アイルランドのビールに対する彼の深い愛情はよく理解できた。また、たまたまそのタクシーには、日本製のダッシュボードやカー・エレクトロニクスが搭載されていて、速度や温度などの日本語での表示を、わざわざ見せてくれた。Photo_3
 アイルランド国立美術館は、鉄道王であったアイルランド人ウィリアム・ダーガンが、1853年5月にダブリンで産業展示会を開催し、その収益とダーガンが所有していた絵画コレクションを寄贈して、1864年竣工・オープンした。そのウィリアム・ダーガンの銅像が、建物の正面にそびえている。開館時は120点程の所蔵品であったが、1901年にミルタウン伯爵夫人が約200点の絵画を寄贈するなど徐々に増加して、現在は約1万点を所蔵している。
 美術館に着いて、いつものようにリュックサックを預け、ここでは入場無料なのに英語版だがオーディオ・ガイドがついていて、借りて館内に入った。
 2000年のミレニアムを記念して大改装がはじめられ、ようやく2016年完成して、現在は旧舘と新館とで構成される。展示会場の構成はかなり複雑で、うっかりしていると自分がどこにいるのかわからなくなる。そんなときは、館内の所員に尋ねると、わざわざ同行して案内してくれた。ここの人たちも、とても親切である。

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