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ブリテン島周遊クルーズ (41)

アイルランド国立美術館 イェイツ一族の活躍
 今回鑑賞した展示の中で、私がとくに興味をひかれたのがアイルランドの代表的詩人ウィリアム・バトラー・イェイツの一族の、エピソードと絵画作品である。Photo
 ジョン・バトラー・イェイツ(1839-1922)は、画家であった。彼は4人の卓越した子を持った。
 長男がウィリアム・バトラー・イェイツ(1865-1939)である。彼は父の薦めから、当初ダブリンのメトロポリタン工芸学校に美術を学んだ。しかし彼の才能は文芸において開花し、ロマン主義、神秘主義、モダニズムを吸収し、アイルランドの文芸復興を促した世界的に知られる詩人となり、1923年ノーベル文学賞を受賞した。
 二人の娘スーザン・メアリー・イェイツ(1866-1949)と、エリザベス・コルベット・イェイツ(1868-1940)は、エベリン・グリーソンとともに、1902年に工芸組合ダン・エメール・ギルドを創設した。
Photo_2 次男ジャック・バトラー・イェイツ(1871-1957)は、イラストレーターとしてスタートし、26歳ころから水彩画を、39歳ころから油彩画を発表した。西アイルランドの生活を初期の主要テーマとして写実的な作品を描いていたが、成熟するにつれて表現主義的な抽象的作品を多数創作するようになった。
 アン・イェイツ(1919-2001)は、ウィリアム・バトラー・イェイツの娘である。ロイヤル・ヒベルニアン・アカデミーに学び、1930年代からAbby Theatreの劇場デザイナーを勤め、やがて主任デザイナーとなった。1940年代から画業にもどり、1943年の第一回リビング・アート展覧会に出展した。Photo_3
 展示では、父ジョン・バトラー・イェイツの「自画像」を観ることができた。
また弟ジャック・バトラー・イェイツの作品は、ひとつの部屋を借り切って10点以上が展示されていた。ヨーロッパ絵画が、印象派、後期印象派、キュビスム、フォービズム、表現主義、などと変遷していた時代を背景に、彼が描いたヴァラエティに富む作品群は、なかなか興味ある印象深いものであった。
 これらの他に、オランダの画家だが、数日前訪れたアムステルダムのダム広場を描いた絵もあり、興味深かった。

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