2020年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト
無料ブログはココログ

« 映画「Rocket Man」 | トップページ | 「印象派からその先へ」兵庫県立美術館 (1) »

映画「Long Shot」

ハリウッドらしい風刺喜劇
 アメリカではじめての女性大統領の誕生を題材にしたコメディである。
 体を張って取材を続ける冴ない風貌のジャーナリストであるフレッドは、子供のころ近所に住む利発な年上の女の子シャーロットにベビーシッターをしてもらっていた。そのシャーロットは、傑出した教育と経歴を積み重ねて、なんと次期大統領候補になっていた。
 勤務していた会社が悪辣なメディア経営者に買収されたことに憤慨して失業したフレッドは、求職機会をもとめて政治家が参加するあるチャリティー・パーティに参加したとき、偶然にシャーロットと再会する。幼いころ実は互いに気になっていた二人は、内心はおおいに喜ぶが、大統領候補になろうとするシャーロットは、会うべきハイランクの人たちが多すぎ、無職のみすぼらしいフレッドとは、住む世界が違い過ぎた。
 しかし、後日フレッドが書いたコラムを読んだシャーロットは、彼の才能を認めスピーチ・ライターに抜擢して採用する。政界で頂上にのし上がろうと懸命に努力するシャーロットと、頑固な社会派ジャーナリストであるフレッドは、さまざまに行違うが、同時に共感するところもあり、やがて密かに愛し合う関係にまで発展する。
 大統領候補として選挙に勝利するためには、身辺にあやしい人物、品格を汚す人物は禁物と彼女を支援する現職大統領からアドバイスをうけ、シャーロットはフレッドの存在を公表することを躊躇う。フレッドもそれは理解する。しかし、自分の意思に忠実であれ、とアドバイスするフレッドに共感したシャーロットは、率直なスピーチを断行して、結果として大成功し、ついに大統領になる。その「ファースト・ミスター」は、チビでお腹の出たフレッドであった。
 ストーリーは他愛のないファンタジーだが、ハリウッドの政治的主張も込められ、軽いけれどもビリリと風刺もある作品となっている。どうしてもハリウッドは、リベラル、民主党が大好きらしい。まあ、それなりに楽しめる映画である。

人気ブログランキングへお気に召せばクリックください

« 映画「Rocket Man」 | トップページ | 「印象派からその先へ」兵庫県立美術館 (1) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 映画「Rocket Man」 | トップページ | 「印象派からその先へ」兵庫県立美術館 (1) »