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北米東海岸クルーズ (29)

セント・ジョン-3 ロイヤリスト・ハウス
 カールトン・マーテロー・タワーからタクシーで旧市街に戻り、シティ・マーケットで買い物をしたあと、シティ・マーケットすぐ前のシャーロットストリートを少し北上して、ロイヤリスト・ハウスを見学した。Photo_20200121061501
 1776年のアメリカ独立宣言を受けて、1783年5月10日アメリカ独立に反対する王党派Loyalistsと呼ばれるひとたち2,000人が、私たちのクルーズ船が停泊している場所のすぐそば、セント・ジョン川河口の地に上陸した。彼らは、主にパールやカールトンに新しく住居を建設し、この地に定着した。6月と9月には第二波と第三波の上陸があり、そのなかには王党派の軍隊が含まれていた。しかしさらなる来航者たちを受け入れる準備は不十分で、やがて大勢の王党派たちはこの地域にやってきて、テント住まいで厳しい冬をすごさなければならないひとびとも発生した。それらの人々が土地を探して農耕生活を開始できるようになるまで、少なくとも数年間を要した。
Photo_20200121061502  ともあれ、こうしてセント・ジョンはアメリカ独立反対派の元イギリス植民地住民が多数入り込んだ地域となった。こうした王党派Loyalistsの人々は、質素で自給自足的な生活をすることが多かった。それらのひとびとのうちのひとりの家が、現在ここに残っているのである。Photo_20200121061601
 さほど大きな住宅ではなく、生活で使用する家具、衣類、日用道具、子供のおもちゃ、など住人が自ら手作りしたものが多いという。母親は娘に縫物を教え、父親は息子に大工仕事を教えた。家具や調度品は、ごく質素なものが多いが、個々の品物に、この家で生活した代々のひとびとの心血がしみこんでいる。住宅の内装にも、手作りのものが多い。彼らは遅れてきた開拓者ともいうべき人々だったのだろう。

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