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北米東海岸クルーズ (23)

ハリファックス-4 市庁舎と州議事堂
Photo_20200107070501  市庁舎を訪れてみると、入り口に40歳代と推定される紳士が座っていて、今日はもう入場できない、という。この人は、気さくにいろいろ聞いてきて、またこちらの話に乘ってくれるような人物で、しばし雑談した。
 彼はもと軍人で、以前に2年間ドイツ・フランクフルトに軍人として滞在した経験があるという。そのため、流暢ではないがドイツ語の読み書きと会話ができるそうだ。外国語としては、彼のすぐそばに座っていた中年の女性は、アルメニア語をも使えるといって、少しだけ会話に参加してくれた。カナダは法制度的に完全なバイリンガル国家であり、ハリファックス市民の大部分は英語を使うが、市庁舎では市民サービスにおいて英語とフランス語は平等に使用可能としなければならない。したがつてこの市庁舎にいる従業員は、ほとんどバイリンガルだという。5か国語を使える職員もいるそうだ。彼がみると、アメリカ人はただ一つだけの言語を使う(ことが多い)ことがひとつの特徴で、カナダ人はその点でかなり違うのだと。Photo_20200107070601
 彼の親族のひとりが、シンガポールに滞在していて、私がかつて2年間シンガポールに赴任していたという話から、しばらくシンガポールや近隣アジアに行った時の話をしてくれた。日本にも興味はあるが、まだ訪問したことはない。今では日本に行ったら、あなたとのように英語で会話できるのだろうか、など。
 この市庁舎は、1888年に当時の15,000ドルを費やして建造したが、2009年に原型を維持してリノベーションした。これには想定外の費用がかかって、議会でも長らく議論になった、と。
Photo_20200107070701  しばらく雑談で時間をすごしたあと、グラン・パレード広場を突っ切ってさらに海岸に向けて歩くと、すぐにノヴァスコシア州議事堂がある。これは、1811-18年にかけて建設されたもので、カナダではもっとも古い州議事堂だそうだ。庭には、ノヴァスコシア州での民主主義のリーダーとされているジョセフ・ハウの立像がある。ジョセフ・ハウは、1804年ハリファックスに生まれ、ノヴァスコシアの出版に大きな貢献をし、あわせて民主主義を指向する言論人としても大きな影響を与えた人物であった。議会議員になり、すでに1848年時点に、カナダに責任政府を樹立しなければならないと主張して、議会で大論争になったという。1861年から2年間、ノヴァスコシアの首相となり、連邦主義には強く反対した。
 ジョセフ・ハウの住んでいた家が、今ではこのごくちかくにホテルとして残っていて、説明板が貼られている。

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