2021年3月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
無料ブログはココログ

« 「ハマスホイとデンマーク絵画」東京都美術館 (2) | トップページ | 「ハマスホイとデンマーク絵画」東京都美術館 (4) »

「ハマスホイとデンマーク絵画」東京都美術館 (3)

19世紀のデンマーク絵画
Photo_20200601061101  19世紀前半から中頃までは、デンマークのナショナリズムが鮮明に表現された作品が多かったが、その風潮に反発する芸術家たちが画壇から分離して独立展を開催するようになった。そしてこのころからデンマーク絵画に重要な分野として「室内画」が登場してくる。
 ヴィゴ・ヨハンスン「きよしこの夜」(1891)は、画家の自宅のクリスマスの集いを描いたもので、デンマーク人が好む「ヒュゲhygge」すなわち寛いだ心地よさの雰囲気を表現している。
Photo_20200601061301  カール・ホルスーウ「読書する女性のいる室内」(1913)には、デンマーク人の私的生活の尊重とこだわりが現れている。
 ピーダ・イルステズ「ピアノに向かう少女」(1897)は、少女が愛する身の回り品々が配置され、少女の理想的で幸福な空間を描いている。
この時期の風景画に目を転じると、  ティーオド・フィリプスン「晩秋のデューアヘーヴェン森林公園」(1886)は、大気や光のゆらぎを、短いタッチで絵具を重ねて表現していて、印象派の色彩感覚を取り入れた画期的なデンマークの絵であった。Photo_20200601061401
 クレスチャン・モアイェ=ピーダスン「花咲く桃の木、アルル」(1888)は、アルルでのゴッホの桃の木を描いた作品と、ほとんど同じ対象の描写に見えるため、ゴッホとキャンバスを並べて描いたものではないかと推定されている。南仏らしい明るさに満ちた絵である。

人気ブログランキングへお気に召せばクリックください

« 「ハマスホイとデンマーク絵画」東京都美術館 (2) | トップページ | 「ハマスホイとデンマーク絵画」東京都美術館 (4) »

美術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「ハマスホイとデンマーク絵画」東京都美術館 (2) | トップページ | 「ハマスホイとデンマーク絵画」東京都美術館 (4) »