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ポーランドの映画ポスター展 京都国立近代美術館(4)

ポーランド以外の各国の映画のポスター(上)
Photo_20200701061001  社会主義体制下のポーランドでは、外国の映画のポスターはすべてポーランドのなかで独自のものを制作することが求められた。それは当然ながら日本映画も同様であった。社会主義国家のなかに、映画製作国のプロダクションが映画宣伝に介入することは許されなかったのである。それは当然映画の解釈や宣伝方法に、ポーランドとしての偏りを発生したが、その半面では海外から新しいテーマを得て、映画ポスターというジャンルの芸術を実験的・挑戦的に創作するチャンスとなり、独特の多様な作品が創作されることにもなった。そのような範囲の中で、自由な作風が開発され、アール・ヌーボー、ポップ・アートがポーランド独自の発展を遂げたのであった。
 「めまい」(1963)は、アルフレッド・ヒッチコックの代表的作品で、キム・ノヴァクが主演したヒット映画である。仕事のストレスによる高所恐怖症、亡霊の恐怖、不思議な因縁をともなう恋、複雑で周到な完全犯罪、人間の心の深い闇など、さまざまな不条理を折りこんだ物語である。ロマン・チェシレヴィチによるポスターは、髑髏の頭部に狂気を表わすのか多重の円が色を変えて描かれている。たしかにこの物語の不気味さをいかんなく表わしていると思う。

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