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「見えてくる光景」アーティゾン美術館(上)

 かつて「ブリヂストン美術館」として存在していて、私も過去半世紀ほどに何度か訪れた美術館が、このたび全面改修して「アーティゾン美術館 Artizon Musuem」として新しく誕生した。私は関西に住んでいることもあってそれを知らなかったが、東京在住の友人に教えてもらって、全面改装後としては初めて訪れたのであった。入場券は事前にネットで入場日時を指定して購入し、購入時にネットを経由して送付されるQRコードを提示して予約した時間帯に入場する。したがって想定外の混雑などの問題はない。Photo_20201121053701
 訪れてみると、新装しただけあってとてもきれいな会場で、きわめて快適である。
 今回のテーマは「見えてくる光景」というもので、第一部「アートをひろげる」では74点の作品を用いて、世界の美術作品を横に水平的に展示して、これまでの進展の道程をたどる。第二部「アートをさぐる」では132点もの作品を用いて、それぞれのアートの本質的な要素を、縦にくし刺しで迫る、というプランである。
 私の鑑賞能力のキャパシティを超える大量の作品に接したので、私としては緊張を維持することができず、ここでは眺めてみて印象の深かったものだけについて感想を簡単に記しておく。


第一部「アートをひろげる」
Photo_20201121053702  ここで展示されている作品は、私もかつて観たことがあるものが多い。
 ヴァシリー・カンディンスキー「自らが輝く」(1924)は、画家が意図的に画面に焦点を配置しない・導入しないのが要点なのかな、とふと思った。でもともかくそこはかとなく心地よい絵である。
 コンスタンティン・ブランクーシの金属の塑像「ポガニー嬢」(1925)は、この作家独特のいつもの形状だが、なんとも悲しい絶望的な気持ちになる。これも作品の力と言ってしまえばその通りなのだろう。 21951
 ジヤクソン・ポロック「ナンバー2,1951」は、ポロックが開発したオートマティズムの作品だが、私はやはりこのような作者の意図が直接反映されない手法は好まない。
 そうじて、このセクションに登場する日本の画家の作品は、なんとなく貧相に思えた。まだある範囲まで外国の模倣の印象がぬぐえないように思えたのである。

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