2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
無料ブログはココログ

« 「少女たち-夢と希望・そのはざまで」展(9) | トップページ | 「少女たち-夢と希望・そのはざまで」展(11) »

「少女たち-夢と希望・そのはざまで」展(10)

中澤弘光の日本画のような油彩
Photo_20231113060001  中澤弘光(明治7年1874~昭和39年1964)は、東京芝に旧佐土原藩士の子として生まれた。少年期から曽山幸彦に入門、曽山の没後は堀江正章に、洋画を学んだ。東京美術学校西洋画選科で黒田清輝に師事、修了の後は白馬会創立に参加し、同展覧会に出展を続けた。大正元年(1912)光風会創立に参加、大正11年(1922)ヨーロッパに渡り翌年帰国、金尾文淵堂や兵庫の西宮書院から新版画の作品を発表した。大正13年(1924)には、白日会を創設した。帝国美術院会員、帝国芸術院会員、帝室技芸員を歴任した。さらに昭和14年(1939)陸軍美術協会が発足するに当たり発起人の一人として名を連ね、第2回大日本陸軍従軍画家協会展、第1回聖戦美術展などに、いわゆる戦争画を出品している。
 さきの大戦後は昭和32年(1957)文化功労者、昭和39年(1964)勲三等旭日中綬章を受章した。
 今回展示されている中澤弘光「京舞妓」(昭和元年1926)は、ほとんど日本画のような様式の舞妓を描いた油彩である。

人気ブログランキングへお気に召せばクリックください

« 「少女たち-夢と希望・そのはざまで」展(9) | トップページ | 「少女たち-夢と希望・そのはざまで」展(11) »

美術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「少女たち-夢と希望・そのはざまで」展(9) | トップページ | 「少女たち-夢と希望・そのはざまで」展(11) »