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井田幸昌 パンタ・レイ展 京都市京セラ美術館(6)

5.End of today
 井田は言う「時間が経つにつれて、大切なものが手からこぼれ落ちていくように、ある日の記憶はどんどん薄れていきます。そこで絵日記『End of today』シリーズを始めました。記憶を絵画に植え付けると、心が解放されることにある日気づいたのです。」End-of-today
 このコーナーの展示室は、肖像画、風景画、心象風景の絵など、さまざまな小品が365点、井田が日々綴る絵日記のような作品群として壁を埋めている。今の実践の経験、今の瞬間をなんとか記録したい、という強い欲求の結果であろう。押し寄せては去っていく日々の慌ただしい時間のなか、経験や情報の流れを、なんとか忘却から救い出したい、と時間と戦い続けているのだろう。形式的にでも自身の経験をともかく記録することは、シューレアリスムのオートマティズムの考え方から、創造につながる行為なのかも知れない。
 創造への意欲と努力からの行為ではあるが、彼自身が「絵日記」というように、彼の存在の物語をひとつの作品として、毎日の時間を丁寧に刻んでいるという側面・効果もある。

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