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竹内栖鳳展 京都京セラ美術館(6)

躍動する写生
 「写生」の領域の拡張ともいうべき努力もみられた。Photo_20240209054601
 「蹴合」大正15年(1926)がある。
 これは闘鶏の生々しい様子を写生したものだが、死に物狂いに闘う軍鶏の様子である。激しい闘いで羽毛が剝ぎ取られて散乱し、脚の周りの毛が削がれ、傷まみれになって睨み合う2羽の軍鶏。動物の本性の攻撃性を冷徹に表現していて、自然主義絵画のような印象もある。動きがあるのみならず、登場する動物の性格や情動まで表現しようとしている。
 「夏鹿」昭和11年(1936)がある。

1936


 栖鳳は、動物を多く描いたが、その動物の生命としての状態にも深く興味を持ち、観察していた。鹿は「鹿の子模様」という如く、その背に美しい斑点がある。この斑点は、夏にもっとも鮮明で美しくなるので、栖鳳は夏を選んで奈良に赴き、鹿を写生したのであった。

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