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「シュルレアリスムと日本」展 京都文化博物館(5)

3.拡張するシュルレアリスム(下)
 小牧源太郎「民族系譜学」(昭和12年1937)が展示されている。Photo_20240406054601
 小牧源太郎(明治39年1906~平成元年1989)は、京都府に生まれた。龍谷大学予科(在学1年)、大谷大学専門部(同2年)を経て、昭和8年(1933)立命館大学経済学部を卒業した。このころ皮膚病に悩まされ療養生活を余儀なくされながら画家を志し、同10年北脇昇がその開設に尽力した独立美術京都研究所に入り、須田国太郎らの指導下に同14年まで学んだ。精神分析や土俗的な民間信仰に関心を寄せ、昭和12年(1937)第7回独立展に「夜」で初入選を果たした。この作品はすでにシュルレアリスムの傾向をもつ作風であった。その一方、同13年の「民族系譜学」や、第8回独立展に入選しながら反戦的であるとして撤去された「民族病理学、祈り」などの作品では、日本的土俗性を画面に盛りこむ特異な作風を示した。
 昭和14年(1939)北脇昇、福沢一郎らと美術文化協会の創立メンバーに加わり、日本におけるシュルレアリスムの草分けとなった。

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