東京都心「幕末維新動乱コース」散策(11)
ペルリ総督の像
日比谷通りを東側に渡って、芝公園緑地の道路を挟んだ飛び地のような区域に入り、日比谷通りをはさんで増上寺の三解脱門が見えるところあたりに「ペルリ総督の像」が日比谷通りに面する方向に建っている。
「ペルリ」というのは、英語的な読みではなく、外国語としては当時わが国に親しみがあったオランダ語的な読みからそうなったそうだ。
この容貌は、私たち普通の日本人が教科書などで知るペリー提督の顔とは、かなり違う。一言で言って、クラシックの歌手や俳優のような、細面の西洋的な美男子である。そうなった原因は、日本の瓦版や初期の新聞に登場していた似顔絵が、実はペリー提督を直接目にしたことがない絵描きによる似顔絵であった、と言うことらしい。実物はもっと西洋的、たぶん美男子だったようだ。
歴史史料の検証には、こうした側面も大事だと改めて思った。
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