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深谷散策 ─渋沢栄一関連を軸に(1)

 私はかつて20年近く神奈川県に住んでいて、東京都心にも勤務していたが、埼玉県は大宮と川越に行ったことがある程度で、ほとんど知らなかった。3年前の2021年に、コロナ騒動で延期された東京オリンピックが一部メディアから中止せよと罵られながらも無観客競技場で開催され、それはひとまず成功裡に終始したが、そのあおりを受けてスケジュールがいささか混乱したNHK大河ドラマがあった。渋沢栄一の生涯を取りあげた『青天を衝け』であった。このドラマが契機となって、深谷市に1995年開館した渋沢栄一記念館などを軸に、この地への観光客が急激に増加したという。
 私も、今年発行された新一万円札の主人公でもある渋沢栄一の故郷を訪れたいと思い、深谷市の渋沢栄一ゆかりの史跡を中心に、深谷市を散策した。

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深谷市街の金物店
 東京を早朝に発ち、午前10時前ころに深谷駅に降り立った。今年は膝を故障していることもあり、また渋沢栄一記念館など渋沢栄一関係の史跡は駅からかなり離れていることもあり、徒歩で散策することを諦め、レンタルサイクルを利用しようと考えた。事前にウエブで検索したレンタルサイクル・ショップは、来てみるといくつか閉鎖・閉店となっていて、観光案内所でも現状がよくわからないという。取り敢えずウエブに掲載されている場所を訪ねたが、やはりすでに無くなっているようだ。仕方ないので、最寄りのお菓子屋さんに飛び込んで聴いてみると、知り合いが自転車店を経営していて、そこが貸出をしているかも知れない、と親切に電話で問い合わせていただき、借りだし可能のようなので、ここまで行きなさい、と教えていただいた。果たして、その自転車店で、電動アシスト自転車を借りることができたのであった。Photo_20241123055801
 市街の道路沿いの金物店を見ると、店先にはさまざまな種類の多数の鍬が並べられている。私は製造業に勤めていたので、埼玉・群馬・栃木などの、さまざまな製造業の工場には行ったことがあり、このあたりも最近は製造業がメインとなっているかのような印象を勝手に持っていたが、この地は実はかなり農業に注力していることが推測される。
 後で渋沢栄一の生家や尾高惇忠家などに立ち寄ったとき聴いてみると、近年は米以外に東京都など大都市向けの生鮮野菜の生産が盛んらしい。
観光案内所で薦められた川沿いの土手道を渋沢栄一記念館目指して、まずは8キロほどの行程をスタートした。

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