「アンチ・アクション」展 兵庫県立美術館(13)
白髪富士子(1928~2015)
白髪富士子「作品No.1」昭和36年(1961)が展示されている。
色彩の組み合わせになんらかの意図が感じられるが、描写においては敢えて技巧を示さない、夫一雄がやったオートマティズムに通じるような荒々しさを示した作品である。
夫とともに制作していた富士子であったが、やがて夫一雄の活動が多忙となり、自らの制作の中止を決意し、昭和36年(1961)「具体」を退会し、以後は夫の制作を二人三脚で支えた。途中で夫を支えようと筆を折ったところは、毛利眞美と共通している。平成27年(2015)87歳で死去した。
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