「アンチ・アクション」展 兵庫県立美術館(18)
山崎つる子 (1925~2019)
山崎つる子は、大正14年(1925)兵庫県武庫郡精道村(現在の芦屋市)に生まれた。小林聖心女子学院英語専修科を卒業して昭和22年(1947)芦屋市主催の美術講習会で二科会の前衛画家 吉原治良に出会い、指導を受けるようになった。
昭和29年(1954)吉原をリーダーに結成された「具体美術協会」の会員となり、光を反射する金属の板やブリキ缶、ビニールシートなどによる立体や、ストライプを基調とする色鮮やかな絵画などを制作した。ときには具象的なモチーフも取り入れつつ、鮮烈な色彩表現を追求し続けた。
今回の展覧会の、代表的存在として昭和39年(1964)制作の「作品」がポスターに用いられている。
山崎つる子「作品」昭和32年(1957)は、ブリキで緩やかな塊をつくり、表面を鮮やかな色彩で飾ったうえで、強い色彩の照明で輝かせるものである。
山崎つる子「作品」昭和36年(1961)が展示されている。
これは幾何学的に形、フリーハンドの自由な線、自然物の立体的形態などを適冝取り入れて、感性にまかせて鮮明な色彩を施した装飾的な作品である。この展覧会のポスターに採用された作品にも類似してとりわけ色彩の鮮やかな作品である。
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