2026年度高槻ジャズストリート
今年の高槻ジャズストリートは、初日の5月3日がかなり強い雨天だったので、参加を諦め、雨があがった4日のみ出かけたのであった。
高槻城公園芸術文化劇場南館太陽ファルマテックホールで、まずはピアノのソロ演奏を聴いた。
演奏者はKahoと言い、現在枚方在住の29歳だという。ちょうど1999年から始まった高槻ジャズストリートが、今年で29回を迎えたが、彼女は1999年生まれで、同い年だと言った。
MCはまだ苦手だというが、それなりに初々しい好感の持てる話しぶりであった。
演奏した曲はすべて自ら作曲した作品ばかりで、軽音楽でもクラシックでもないような、それでも複雑で迫力ある演奏であった。丁寧でしっかりした演奏スタイルには、感動した。
ふたつ目は、すぐ隣の会場の高槻城公園芸術文化劇場南館サンユレックホールで、白瀬晴花Quintetの演奏を聴いた。
リーダーのテナーサックスを受け持つ白瀬晴花は、大学を卒業してまだ2年目だというが、落ち着いて堂々たる演奏であった。ピアノの山本懐輝、ベースの夏吉航大の演奏も良かった。
三つ目は、やはり南館のトリシマホールを狙ったが、この会場は1,500人収容の大会場にもかかわらず、待ち行列がすでにオーバーフローして入場を拒否された。そのため、少し歩いて、高槻市立桃園小学校グランド会場に移動した。
少し遠いためMiki Hirose Jazz Orchestraの演奏開始には5分余り遅刻したが、野外会場なので立見席に入場はできた。野外の広がりに負けない力強い演奏ではあったが、強いて言えばあと一歩演奏の魅力に欠けたように思う。
最後は、帰り道でもある阪急高槻駅高架下広場でTONEBASS Talking to YUKIというトリオの演奏を聴いた。このトリオはかなりユニークで、リードギターはなく、センターのコントラバスとエレクトリック・ピアノとドラムで構成される。
そんな変わった構成でもあり、音楽を聴くまではさほど期待していなかったけれど、片岡ゆきのエレクトリック・ピアノは自由奔放かつ安定した素晴らしい演奏だし、中央で演奏する刀祢直和のコントラバスがとても良かった。指で弾き、また弓で弾き、ダイナミックで力強い、さらに自由奔放な演奏であった。最初は目立たなかった水上ダンヒルのドラムだが、だんだんになかなかハイレベルな演奏を聴かせてくれた。演奏は、アドリブをたっぷりいれた長い2曲のみで、その2曲目の途中から、メンバーリストには記載されていない女性ヴォーカルが加わり、これもなかなか良かった。結局、ここで今日の最後を締めくくるにふさわしい素晴らしい演奏に出会えたのであった。
















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